R3-1:令和3年度介護保険改定に関する内容

令和3年度介護保険改定に関する内容を説明します。

改定前

<単一建物居住者>
当該利用者が居住する建築物に居住する者のうち、当該指定居宅療養管理指導事業所の医師等が、同一月に訪問診療、往診又は指定居宅療養管理指導を行う場合の当該利用者

歯科医師の場合

単一建物居住者が 1人(居宅I)　　　　→　　509単位 (月最大２回)
単一建物居住者が2人〜9人(居宅Ⅱ)　　→　　485単位 (月最大2回)
単一建物居住者が10人以上(居宅Ⅲ)　　→　　444単位 (月最大2回)

歯科衛生士の場合

単一建物居住者が 1人(居宅I)　　　　→　　356単位 (月最大4回)
単一建物居住者が2人〜9人(居宅Ⅱ)　　→　　324単位 (月最大4回)
単一建物居住者が10人以上(居宅Ⅲ)　　→　　296単位 (月最大4回)

改定後

<単一建物居住者>
当該利用者が居住する建築物に居住する者のうち、当該指定居宅療養管理指導事業所の医師等が、同一月に訪問診療、往診又は指定居宅療養管理指導を行う場合の当該利用者

歯科医師の場合

単一建物居住者が 1人(居宅I)　　　　→　　516単位 (月最大２回)
単一建物居住者が2人〜9人(居宅Ⅱ)　　→　　486単位 (月最大2回)
単一建物居住者が10人以上(居宅Ⅲ)　　→　　440単位 (月最大2回)

歯科衛生士の場合

単一建物居住者が 1人(居宅I)　　　　→　　361単位 (月最大4回)
単一建物居住者が2人〜9人(居宅Ⅱ)　　→　　325単位 (月最大4回)
単一建物居住者が10人以上(居宅Ⅲ)　　→　　294単位 (月最大4回)

介護保険算定に関する令和3年9月30日までの上乗せ分について

令和3年4月から9月末までの間「新型コロナウィルス感染症対応特例加算」として、
介護サービス内容の”該当月の合計単位数に対して0.1%の上乗せ加算”が行われます。 主にレセプト請求に関する操作の変更はありません。
出力されるレセプト用紙・電送データに加算分の項目が自動で追加されます。

この度の介護保険の改定で、歯科診療情報提供書（居宅療養管理指導）と口腔機能向上サービスに関する計画書等の文書が新たに変更になりました。 文書の作成方法は、算定画面より行えます。

歯科医師の場合

歯科衛生士の場合